フリーランスになって初の確定申告…
帳簿の記入?そんなのしてなかったさ!直前に会計ソフトを導入してやりましたが、経理系の知識ゼロのわたしには用語から積みました…
ネットで調べても小難しく書きすぎ!
ということで、メモ的に残そうと思います。参考にする場合は、素人のメモであることはご了承の上お願いします(結構調べて書いてますが)。
ちなみにわたしは「やよいの青色申告」を購入しました。
理由は簡単で『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』で勧められてたからです。
使い勝手合わなくても毎月お金かかるのも嫌だなと思い、1年お試し期間もある弥生にしました!(迷う時間ももったいない)
初心者はfreeeが使いやすいと聞く印象です。(しかし簡単すぎて知識がつかないとの噂も?)
会計ソフトが違っても通じるようには書きましたが、そもそも勘定科目?って所から入った人間なので、1つを細かくではなく、疑問に思った所の書き方のみがメインです。では、メモメモ!!!
もくじ
前提として…
帳簿は発生主義で記入が原則
発生主義とは、取引が発生した時点で帳簿を付けること
支払い、収入系
クレジットで経費の支払いをした場合
◎事業用のカードを使用
①購入日
貸方勘定科目を「未払金」
②引き落とし日
借方勘定科目を「未払金」
貸方勘定科目を「普通預金」
概要に「○月○日~○月○日分 ○○カード引き落とし」など記入
◎個人のカードを使用
貸方勘定科目を「事業主借」または「クレジットカード(個人用)」
PayPayなど電子マネーでの支払い
①電子マネー(PayPayなど)にクレジットカード(事業用)でチャージ
借方勘定科目を「預け金」
貸方勘定科目を「未払金」
②電子マネーで購入
貸方勘定科目を「預け金」
③チャージで支払ったクレジットカード払い分が口座から引き落とされた
借方勘定科目を「未払金」
貸方勘定科目を「預金」
PayPayなど電子マネーでの売上
電子マネーで売上げたときの仕訳①手数料が一括して引き落とされる場合
①商品が電子マネーで決済された(売上)
借方勘定科目を「売掛金」
貸方勘定科目を「売上」
②電子マネーでの決済分が振り込まれた
借方勘定科目を「預金」
貸方勘定科目を「売掛金」
事業用口座からプライベートの支払いや生活費を下ろした
借方勘定科目を「事業主貸」
貸方勘定科目を「普通預金」
引き出し、引き落とし、支払い、どれもこの書き方!税金など経費にならないものもこれで書く。
手数料も「事業主貸」で記入
そもそも…
「事業主貸」は事業のお金を生活費等に使った場合に使う
「事業主借」はプライベートのお金(個人のお金)を事業用に移した場合に使う
アルバイトでの収入は?
事業用口座なら「事業主借」
プライベート用口座なら帳簿への記入はなし(申告書には記入)
noteのサポートってなんだ?!(収入)
確実に「こう!」って感じのは見つからなかったのであくまで参考でお願いしますm(_ _)m
たぶん投げ銭系はこれなんじゃないかな。
帳簿の入力は基本発生主義なので、売上が出た日ごとに「雑収入」で入力。
金額は、ダッシュボード→売上管理→売上情報をダウンロードする で確認可能。
この画面の緑の字でダウンロード可能
現代的な迷いですな(笑)
Googleアドセンスの収入もあるじゃん!
調べ方も含むので、こちらの方の記事がわかりやすいです。
仕訳項目系
消耗品と雑費の違い、わからん!
◎消耗品費はざっくりこんな
・繰り返し消費される同じもの(わかりやすいのは文房具やコピー用紙など)
・使用可能期間が1年未満か10万円未満の什器備品(家具家電とか)の購入費
10万円以上だと色々あるみたいだけど、わたしは今回10万以上はないのでそこは調べてください!
◎雑費はどこにも当てはまらないもの
ただし多すぎると良くないので、よく使う項目は作った方が良い。
書籍代は?!
基本は「新聞図書費」
家賃と光熱費…
事務所がある人なら、まんま経費にすれば良いが、自宅を兼事務所にしている場合は「家事按分(かじあんぶん)」の方式を取る(補足を参照)
◎プライベート用の口座の場合
借方「水道光熱費」貸方「事業主借」
◎仕事用の口座の場合(2つ記入)
①借方「水道光熱費」に決めた割合の経費額 貸方「普通預金」
②借方「事業主貸」に残りの金額
概要に「電気代○月分 按分比率○%」と記入(按分比率まで書くか微妙だったが、わたしは書いた)
※会計ソフトによって、家事按分の決算ができるようなので、経費分計算してくれる可能性がある(やよいにはあった)。
補足
自宅を兼事業所にしている場合は「家事按分(かじあんぶん)」(家事関連費を個人用と仕事用とに区別すること)で、家賃や光熱費などの一部を経費にできる。
経費にできる金額は、「按分比率」という「支払代金のうち事業が占めるパーセンテージ」よって決まる。これは自分で決めるのだが、「なぜこの数値なのか」を聞かれたときにきちんと答えられる根拠のある数字にしようというのがセオリーなようだ。この辺は、先述したフリーランスの書がわかりやすいので読むといいかと。(ここでは端折る)
自宅スペースと事務所スペースの割合や、仕事していた時間で計算するのが一般的かと思われる。
わたしは、水道代とガス代は計上しなかった。理由として、確かに仕事中に水使って飲食もするけど、仕事で使っている感がないこと、ガスなんて調理とお風呂でしか使わないので仕事に必要と思わないことからそのようにした。
代わりに、電気代は寝ている時は冷蔵庫くらいしか使っていないし、1日中仕事している日もあるわけで、電気は仕事のために使っているとすら思うくらいなので、50%とした。
ただ、電気代の50%は一般的とも見かけたし、8時間労働で1日の1/3だから30%と計算する例も見かけた。あとは家族がいるかでも変わりそう。わたしは一人暮らしなのでわかりやすいが。どの項目にしても半分以上を経費にするときは相当しっかりした理由がないとよろしくなさそうだったので、ご注意!
按分比率の例として、一般的なのが
水道代 数%~20%くらい
電気代 50%くらい
ガス代 冬季は50%くらい
らしい。らしいなので、あくまで参考で。
そして、家賃は仕事スペースで計算するのが一般的のようだが、わたしのように仕事スペースと生活スペースが重なってほとんど仕事場!と言っていいパターンもあることから6割程度は問題ないことが多いらしい。え?6割もいいの?とわたしは思って結構調べて悩んだ。正解はない世界だが、とにかく何も考えずに一番得しそうな金額に設定するのだけはやめておこう。仮に2人暮らしで移住スペース半々なのに、自分だけの経費は6割だったらおかしいじゃん。自分でおかしいと思うことはきっと相手もおかしいと思うのではないかとわたしは考える。倫理観を問われる気がするね!
12月の電気代ってどうするんだ?
借方「水道光熱費」貸方「未払金」にし、来期1月の支払い時に借方「未払金」で計上。
電気代以外もこの応用。回収できていない費用は未払金に。
重要性の低い費用であれば、毎期継続すれば決算時の未払計上を省略できるそう。
でも、重要性の低い費用ってなんだよ?と思ったので、わたしは省略しない!
まだお金が手元に来てない!
売上は出ているが、まだ回収できていない未回収の代金は「売掛金」
本業以外のものは「未収金」
おわりに
帳簿作成での疑問になったもののメモは以上です。e-Taxでの提出までの操作は以下です。
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とりあえず打って、わからない所は後で直そう方式にしたのですが、いざ直すと「仕訳を変更してよろしいですか?」といちいち確認される。
確認してくれるのでこの方式だと時間かかって二度手間でした。
最初にわからない所は調べながらやった方が結果的には早かったのではと踏んでいます。なので、この記事を見てくれた人はソフトにもよるけど急がば回れでやるといいかも!です!
p.s.イライラしたので今月から簿記3級勉強しながら帳簿いれてみます(笑)
なので勉強になったことはまた追記していきます!